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NAIST情報科学博士前期課程に入学して半年が経過しました

Posted on:September 24, 2020 at 01:36 AM

 NAISTの情報科学に入学して半年間が経過しました.入学当初は,新型コロナウィルスの流行で通学できず,どうなることかと思いましたが,現在は忙しいながらも充実した研究室生活を送っています.

 約一年ほど前に,「NAIST情報科学博士前期課程に合格しました」を書きました.時が経つのは早いもので,気がつくと実際に入学してから半年が経過していたようです.そこでこの機会に,NAISTでの半年間の学生生活について振り返ってみようと思います.

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注:学内に鹿はいません

実際NAISTってどんなところだった?

入学前後のギャップ

 入学前後のギャップはあまりありませんでした.授業や研究のレベルはもちろん高く,学生に関しても日本及び世界中から優秀なスキルをもった学生が集まっている印象を受けました.修士課程にもかかわらず,国際会議や有名ジャーナルに論文を通す学生も多数いて良い刺激を受けています.非常にコストパフォーマンスの良い大学院なので,今の所選択肢して正解だったなと思っています.

非情報系からの進学だったが大丈夫だったのか?

 次に,非情報系学部からNAISTへ進学して大丈夫だったのか?という点についてですが,まぁ今のところは何とかなっています.もちろん大学院は学部ではないので,授業や研究に関して先生方が丁寧に教えてくれるわけではありませんが,比較的分野外から来た学生に対して寛容な雰囲気を感じます.情報科学に関する技術が好きで,自分で技術書や論文を読んだり,趣味でコーディングをするような人なら,情報系出身でなくても十分にやっていけると思います.

立地について

 NAISTといえば,立地が悪い事で有名ですが,実際にアクセスはしづらいなという印象です.最寄り駅まで徒歩で約20分ほどかかります.路線バスもありますが,一時間に数本しか通っていません.大学へ行くには,そこそこ斜度のある坂道を登り降りする必要があるので,自転車で通学するにしてもそこそこ体力が必要です.私はロードバイクで通学しているので大丈夫ですが,ママチャリだとしんどそうです.多くの学生が,原付もしくはバイク,自動車を所有しているように思います.

 周辺にアクセスしやすい飲食店も少ないので,筆者のようにこれまで,すき家に依存した生活を送ってきた者にとっては少し厳しい環境となっています.

 ただし,駅までたどり着けば大阪まで40分程度で行くことができるので,個人的には言われるほど悪い立地ではないなと思っています.

授業は大変?

 授業は大変でした.まだ全ての単位を取り終えたわけではありませんが,特にM1の前期は講義をたくさん取る必要があるため,授業とレポートをこなすのに必死でした.もちろん研究に着手する暇もありません.特に今年は授業がオンデマンド配信になった影響もあり,授業毎にレポート課されたため,入学直後の数カ月間は授業とレポートだけを日々消化する生活を送りました.この期間は本当にしんどかったのですが,機械学習やサイバーセキュリティなど,これまで触れてこなかった分野について学ぶことができたので,技術に関する引き出しを増やすことができたと思っています.

研究室はどんな感じ?

 雰囲気は,完全に研究室によってまちまちという感じですかね.私の所属する研究室は,比較的自由度が高く,研究に打ち込むも,その他のことに取組むも自由な雰囲気があります.日本人と留学生の比率が半々くらいで,英語でコミュニケーションを取る機会も多いのでとても勉強になります.研究室によって雰囲気は完全に異なると思うので,もし受験を考えている方がいらしたら,事前に訪問をされることをオススメします.

アルバイト

 研究室のRAとTAのアルバイトをしています.わざわざ学外でアルバイトを探す必要がないので,とても助かっています.

学外での活動について

SecHack365

 NICTが主催するSecHack365に参加しています.約一年間をかけてセキュリティに関するものづくりに取り組む長期ハッカソンで,私は,プログラミング言語を作るゼミに参加しています.正直,研究,バイト,授業との両立はなかなか難しいですが,本当に技術に強い仲間が集っており,モチベーションが高まるのでおすすめです.

トライアスロン

 何か新しいスポーツを始めたいと思い,昨年の12月からトライアスロンに向けてトレーニングを積んでいたのですが,新型コロナウィルスの影響で,2020年の大会はほとんど中止となってしまいました.今は目標がなくなりトレーニングのモチベーションが無くなってしまったのですが,来年開催されれば,完走をめざして挑戦してみたいと思います.

研究生活で気をつけるべき点

 半年間の研究室生活を送ってみて,今後留意しようと思っている点を2つ挙げておきます.

メンタル管理

 1つ目はメンタル管理です.個人差はありますが,大学院生活は多忙です.全てを完璧にこなすことは到底不可能で,消化不良を起こしたり,物事がうまく進まないことも多々あります.そのような時,場合によってはハードワークを求められるケースもありますが,長い研究生活で安定してやっていくためには,しっかり休んでリフレッシュしたり,お酒を飲んで友人との交友を深めることが,意外と重要です.結果を出そうと頑張れば頑張るほど,ハードワークに陥りメンタルヘルスを壊しがちなので,勇気をもって休むことが重要だとこの半年間で学びました.

タスク管理

 私の研究室では,手を上げれば色々チャンスをもらえる環境にあるのですが,いろいろやりすぎるとタスク過多となり,しんどくなってしまいます.自分にはできそうだなと思うボリュームのタスクでも,自分が抱えているタスク量に応じて,無理そうなときにはNOと断ることも必要だと学びました.

今後について

 いまのところ,いろんな技術,学術領域にふれることができてNAISTへ進学してよかったなと思っています.しかしこの半年間は,いろいろ挑戦してきたものの,いろんなところにエネルギーが分散してしまっていた気がします.M1の後半はより自分の研究にフォーカスして,頑張っていこうと思います.また半年後くらいに,振り返りの記事を書きますね.