はじめての自作キーボード


前々からスプリットキーボードが欲しかったのですが、市販のだと高価だったので自分で作成しました。 Ergo42です。4x7 の直行格子配列スプリットキーボードとなってます。

この手の記事はネット上にありふれていますが、自作キーボードへ入門する敷居が高いのと、私自身もいろんな記事を参考にしながら完成させることができたので、手順を残しておきます。

作成したキーボードに関する詳細は以下をご覧になってください。

Why Ergo42? - 私が Ergo42 を作った理由

1. 準備

基板

作成するにあたって、キットをオンラインで購入しました。

初めて作成するのであれば、細かいパーツを揃える手間が省けるため、キットを購入した方が入門しやすいように感じます。

キットの購入

今回は、基板、その他パーツはBOOTHからキットで購入しました。

[販売終了] Ergo42 キーボードキット

半年前に購入したものを掘り起こしたため、現在は販売終了してます。 現在は、最新モデルの Ergo42 Towelが出ています。

[New]Ergo42 Towel

キット内容

set

基板に合う、ネジ、マイコン、端子、ケースを揃える手間が省けるので助かります。

キースイッチ・キーキャップ

キットにはキースイッチとキーキャップは付属していません。

ですので、AliExpressという中国のECサイト上から購入しました。

キースイッチ: GATERONの茶軸スイッチ

キーキャップ: クールジャズdsa pbtチェリーmxメカニカルキーボードキーキャップ

キーキャップの到着に1ヶ月半ほど要しました。 すぐに手元に欲しい方は、国内の店舗、サイトで購入することを、おすすめします。 キャップやスイッチをは、どこで購入されているのか気になります気になります。

工具

大学の研究室にあったものを拝借してます。 kougu

全部揃えても二千円くらいですかね。

2. ダイオードの取り付け

はじめに、基板にダイオードをはんだづけしていきます。

基板通し

ダイオードを折り曲げて基板に通していきます。 ニッパーで折り曲げたほうが綺麗に通ります。 nippa

ダイオードの向きに気をつけて基板に通しましょう。 基板にプリントされたマークを頼りに、全てのダイオードを通していきます。

ダイオードの線がある方とマークの三角の先の線が対応しています。 kibantoshi

全て通し終えたら、もう一方の手の分にも同じ要領で通していきます。 Ergo42は、同じ基板を右手用と左手用で、裏表で使い分けます。 ダイオードを通す際、基板の向きに気をつけてください。右手用と左手用で面が逆転しています。

toshi 上が、右のキーボードで下が左のキーボードになります。 マイコンを載せる部分が内側に来るように配置します。

はんだづけ

通し終えたら、一気にはんだづけしていきます。根気強さが必要です。 ダイオード全てに、はんだ付けおわったら、余った部分をニッパーでカットしておきます。

できあがりは、こんな感じになります。

handa

引き続き、マイコン、スイッチ、TRRSジャックの半田付けをします。

3. 組み立て

ダイオードのはんだ付けが終わったら、いよいよ組み立てていきます。

スイッチの装着

基盤にアクリルケース上板を挟んで、キースイッチを装着します。この時、アクリルケース上板のネジ穴と基盤のネジ穴の位置に注意してください。上板にも裏表があります。

switch

スイッチのはんだ付け

キースイッチの足を、基盤にはんだ付けします。赤丸で囲った部分を、はんだで止めていきます。

switch2

固定

はんだづけが終わったら、ネジでアクリルケース下板と固定します。

bolt

キャップの装着

最後にキーキャップをスイッチに装着して、組み立て完了です。 Pro microの保護カバーもネジで固定してあげましょう。

switch3

4. キーマッピング

qmk/qmk_firmwareをつかって、マイコンにキーマッピングを書き込んでいきます。

まずはじめにqmk_firmwareをクローンします。

$ git clone https://github.com/qmk/qmk_firmware.git
$ cd qmk_firmware

次のシェルスクリプトを実行して、書き込みに必要なパッケージをインストールします。

$ ./util/qmk_install.sh

最後に、片手ずつマイコンにキーマッピングを書き込んで完成です!!指示に従って、リセットボタンを押します。

$ sudo make ergo42/rev1:default:avrdude

5. 完成

まとめ

キーボードを構成するパーツや、作成する要領がだいたいつかめました。 回路などの細かい理論まで突き詰めることができれば、基盤レベルで実装できそうな気もします!!実際、基盤から設計して自作される方なんかもいるようで、そのレベルでやれたら、もっと自由度高めに自作できるのに、と羨ましく思う次第でもあります。

なんだかんだ結構お金をかけてしまいましたが、実用的な趣味として楽しめそうです。

ぜひ自作キーボード気になっている方がいましたら、ひとまずキットで始められてはいかがでしょうか!!

参考記事

とても助けられました。

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